内容説明
LCCの隆盛や羽田空港の国際線増便といった明るい話題の一方で、事件や事故等も多い昨今の航空事情。それらはなぜ起きたのか、防ぐことはできなかったのか、被害を最小限に止めるには…?ボーイング747の飛行時間世界一の記録を持つ元機長の著者が、運航の最終責任者である機長をはじめ、管制官など運航に携わる様々な職種にスポットを当て、チームとしての連携がいかに安全運航にとって大切かを、自身の経験や過去の事故事例をもとに解説。航空従事者だけでなく一般利用者など全ての人達に向けて、航空の安全の視点から見た“プロフェッショナルな仕事のあり方”を提言する。
目次
第1章 仕事の始まりは「オペセン」から
第2章 ディスパッチャー(運航管理者)
第3章 管制官「優秀な管制官は事故を未然に防ぐことができる」
第4章 機長を補佐する副操縦士
第5章 客室乗務員
第6章 整備士とグランドハンドリング
第7章 グランドスタッフ
第8章 機長からのQ&A
著者等紹介
杉江弘[スギエヒロシ]
元日本航空機長。1946年、愛知県豊橋市生まれ。1969年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、日本航空入社。DC‐8、ボーイング747(ジャンボジェット)、エンブラエルE170などの機長として、国内線と国際線のほぼ全ての路線に乗務。ボーイング747の飛行時間では1万4000時間という世界一の記録を持ち、総飛行時間は2万1000時間超に及ぶ。首相フライトなど、政府要請による特別便の乗務経験も多い。同社運航安全推進部在籍時には「スタビライズド・アプローチ」など、航空界の安全施策を立案推進した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たかひー
ハーブ
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