内容説明
突厥の大可汗達頭は巨大帝国隋との戦いに敗れ列島に逃れ倭王タリシヒコとなった。後に聖徳太子として信仰の対象になった人である。
目次
第1章 聖徳太子の謎(聖徳太子は倭王だった;十七条憲法の真実 ほか)
第2章 アジアの雄、突厥達頭可汗(西突厥とサーサーン朝ペルシアが共闘してエフタルを破る;隋に追われ中国史上より消えた達頭可汗 ほか)
第3章 倭国を遠隔操作する達頭(エフタル系欽明朝対突厥系敏達朝の攻防;敏達・用明・崇峻・聖徳太子四代の后、推古天皇 ほか)
第4章 倭王タリシヒコの外交(タリシヒコの倭国、六〇八年に隋と講和する;隋への救援を蘇我馬子に阻止される ほか)
著者等紹介
小林惠子[コバヤシヤスコ]
旧姓、稻田。1936年生。1958年岡山大学法文学部文学科東洋史専攻卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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