内容説明
同志とは何か。敵とは誰か。内田吐夢、ゴダール、若松孝二…同時代を築き上げている者たちによせる、心優しくも緊張感に満ちた批評集。幻の脚本『ハリウッド・ゼン』を本邦初公開。
目次
映画体験
内田吐夢
それは突破口か?―日本映画の近代主義者たち
政治オンチ克服の軌跡―三島由紀夫
差別と殺戮―若松孝二
闘争と脱落―小川紳介
『仁義なき戦い』―深作欣二
永久運動者の美貌―足立正生
戸浦六宏
最期の日々―寺山修司〔ほか〕
著者等紹介
四方田犬彦[ヨモタイヌヒコ]
1953年生まれ。東京大学で宗教学を、大学院で比較文化を学ぶ。明治学院大学教授として映画史を教える
平沢剛[ヒラサワゴウ]
1975年生まれ。明治学院大学で映画学を学ぶ。『VOL.』編集委員
宮尾大輔[ミヤオダイスケ]
1970年生まれ。ニューヨーク大学大学院映画学部博士課程修了(Ph.D.)。現在、オレゴン大学東アジア言語文学学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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