出版社内容情報
1820年から70年頃に活躍した数人の女性作家の生涯と作品を考察し、より立体的な19世紀アメリカ文学観、アメリカ社会像を構築せんとする意欲的研究。
目次
第1章 初期アメリカ小説と女性作家―スザンナ・ハスウェル・ローソンの『シャーロット』を中心に
第2章 女性像の変化―キャサリン・マリア・セッジウィックを中心に
第3章 神の国としての家庭―スーザン・ウォーナーとマリア・カミンズの場合
第4章 母と子の絆―エリザベス・フェルプスとファニー・ファーンを中心に
第5章 父権の喪失―ハリエット・ビーチャー・ストウとその家族
第6章 愛の宗教―ハリエット・ビーチャー・ストウの『牧師の求婚』
第7章 男と女の復権―エリザベス・ストダードの『モーグソン家の人々』を中心に
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