出版社内容情報
ロレンスの脳裏から終生消えることのなかったオーストラリアとは一体いかなる国で、作品にどのように反映されているのか。新資料を踏まえ考察する。
内容説明
新資料を踏まえてロレンス研究の欠落部分を埋め、新しいロレンス像を掘り起こす。
目次
1 出ヨーロッパ(イギリスからの脱出;ヨーロッパからの脱出;「悪夢」)
2 オーストラリアとの出会い(モリー・スキナー;ユーカリ林に魅せられて;ユーカリ林の生活)
3 オーストラリアの社会(海辺の家;「ディガーズ」―右翼秘密軍隊;『カンガルー』におけるクーリーのオーストラリア性)
4 オセアニアの島々の自然