出版社内容情報
アメリカが生んだ20世紀の大作家の作品発表の意図を、小説群の克明な技法研究と構図の解読によって解明、その小説研究に新しい視座を与える。
内容説明
ヘミングウェイはこれまであまりにも語られすぎた。だがここには語られなかったこの作家の作品発表に至る刻明な技法検証と作意解読の新しい視座がある。本格的論考。
目次
技法の軌跡
「インディアン部落」―カットの美学
「二つ心臓の大川」―写実と象徴
「殺し屋」―技巧と文体
「フランシス・マカンバーの短い幸福な生涯」―技巧と文体
「キリマンジャロの雪」―洗練された高度のテクニック
『陽はまた昇る』―ジェイク・バーンズの教育
『武器よさらば』―フレデリック・ヘンリーと生物学的ワナ
『持つと持たぬと』―作意と実際と
『誰がために鐘は鳴る』(時間と構造について;ロバート・ジョーダンを中心に)
『河を渡って木立の中へ』―「壮大」な実験と挫折と
『老人と海』―清澄な世界
没後発表作品について
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