出版社内容情報
ことばの仕組みを認知のはたらきの中に探る
「ことば」は、いつも身近にあって、なくてはならないものですが、実はとても捉えがたく奥深い現象です。本書では、中学・高校までに学んだ知識を活用し、日本語と英語を比較しながら、「認知言語学」という言語学の一分野を紹介します。
例えば、brotherという英語は、日本語では「兄」か「弟」に区別しますが、この違いは認知言語学ではどのように説明されるでしょうか。ものごとの捉え方(=認知)と言語の仕組みとの密接な関係を解明します。
著者紹介/著者による他の著作等
吉村公宏(よしむら きみひろ)
『認知言語学キーワード事典』執筆者、大修館書店 『認知音韻・形態論』編者。
はしがき
序章 言語学
第1章 認知
第2章 認知言語学
第3章 カテゴリー化
第4章 プロトタイプ
第5章 家族的類似性
第6章 スキーマ
第7章 言語カテゴリー
第8章 他動性と動作主
第9章 構文
第10章 多義性
第11章 メタファー・メトニミー
第12章 オノマトペ
第13章 ことばの変化
第14章 日英対照研究
解答例とヒント
参考文献
索引
内容説明
発想とことばの関係を、日本語と英語で比較しながらやさしい「ことば探求」の旅に出発します。
目次
言語学
認知
認知言語学
カテゴリー化
プロトタイプ
家族的類似性
スキーマ
言語カテゴリー
他動性と動作主
構文
多義性
メタファー・メトニミー
オノマトペ
言葉の変化
日英対照研究
著者等紹介
吉村公宏[ヨシムラキミヒロ]
1954年大阪生まれ。専門は認知言語学と日英対照研究。神戸学院大学教授。Ph.D.(Linguistics)。博士(文学)。1994年から1996年まで、ニュージーランドUniversity of Otagoに留学
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