英語助動詞の語法

英語助動詞の語法

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784327401283
  • NDC分類 835.58
  • Cコード C3082

出版社内容情報

助動詞研究の可能性と発見

" 準助動詞had betterが語用論的に「警告・脅迫」の意味を表すことは周知のことであるが、個々の助動詞の用法の微妙な差異についてはまだまだ未解明の部分が多い。著者は、助動詞の意味には根源的・認識的の2つの用法があるという立場から、特にmay, must, can, couldなどを中心に、コーパスあるいはインフォーマント調査を駆使して、語法研究としての手法を生かしながら実証・解明していく。

著者紹介
柏野健次 著(かしの けんじ)
 意味論から見た語法(1993)
"

目 次
第1章 語法研究と助動詞研究
 1. はじめに/2. 語法研究の目的と方法/3. 助動詞研究の基本問題/4. 語法研究と助動詞研究/5. 結語
第2章 可能を表すcanとmay
 1. はじめに/2. 「一般的な可能性」と「特定的な可能性」/3. 可能性の度合い/4. 可能性の度合い(「一般的な可能性」の場合)/5. 結語
第3章 canとmayの意味論
 1. はじめに/2. 「許可」のcanとmay/3. 「可能性」のcanとmay/4. 結語
第4章 「過去の1回限りの行為」とcould
 1. はじめに/2. 従来の見解/3. 機会を意味するcould/4. 結語
第5章 「could+知覚動詞」の意味論
 1. はじめに/2. 従来の見解/3.モーダルの意味と状況(3.1 モーダルの意味を表すcould/3.2 知覚動詞の単純過去との比較/3.3 「could+知覚動詞」の二面性)/4. 結 語
第6章 エピステミックな意味を表すmustと否定
 1. はじめに/2. mustと否定/3. can'tとの比較/4. 結語
第7章 can'tの表す2つの意味
 1. はじめに/2. can'tの表す2つの意味/3. 結語
第8章 ポライトネスの一側面
 1. はじめに/2. 平叙文の検討/3. 疑問文の検討/4. 指示と依頼/5. インフォーマント調査/6. 結語
第9章 話し手の意志をめぐって
 1oとの比較(2.1 根源的用法の場合/2.2 認識的用法の場合)/3. 否定形don't have to(3.1 根源的用法の場合/3.3 認識的用法の場合)/4. 過去形had to(4.1 根源的用法の場合/4.2 認識的用法の場合)/5. 結語
第15章 (im)possibleの意味と構文

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