出版社内容情報
世界80余カ国を旅行している著者が、語学者から見た旅行の面白さ、淡い恋心の失敗談などを交え、1つの旅でいかに多くを学ぶことができるかを紹介。
内容説明
世界80余ヵ国の旅の折々に、語学者の目を通して書き綴られた〈人・国・ことば〉についてのエッセイ集。一篇のエッセイを一片の布にたとえるなら、本書はいわば見事なパッチワークに仕立て上げられた彩り鮮やかな作品で、旅の愛好家必見の書である。
目次
ゼウスの故郷
カトリックとプロテスタント
ナポレオンと凱旋門
ムードンのロダン詣
アルハンブラの思い出
カナダと言えば…
カナダ・メイプル街道ふたたび
プラハのケネディ
クラコフのラッパ
ヨーロッパの町と京の町
ウィーンにて「歌姫」に出会う
『西遊記』に妖怪が出てくるわけ
インドはこわい?〔ほか〕