感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
88
医療と福祉は元々同一のものであったはず。まずは様々な多職種がいかにして生まれたのか、そして何によって専門職が規定されているのかを知ることから始める。また同僚間での連携が出発点となり、同一職種内、同一診療科での連携が前提となる。そして他職種との連携を行うのに重要なのが、他職種の業務を理解することであり、それには円滑なコミュニケーションと建設的な関係作りが必須である。病院間、病院と施設になると、更に難易度があがる。患者が中心のチーム医療を行うには、何より学生の頃からの教育が大事であることを本書は示している。2024/04/21
とある内科医
15
多職種連携は最近の個人的なキーワード。薄い本でさらっと。研修医達にも自分なりに伝えてみたいが、多職種連携を"教育する"というのはとても大きな課題に感じられる。2024/01/10