出版社内容情報
新しいオウエン像に見る協同と共生の思想
「ユートピア社会主義」は、新しいオウエン像とともに現代に蘇る。オウエンの高邁な理想は、功利主義の手法によって、どのようにして、現実的で「公正なガヴァナンス(企業倫理)」の思想へと転換されたのか。――開拓者の献身と苦闘の生涯をたどる。参加と協同を目指すオルタナティヴな社会構築への必読書。
目次
プロローグ オウエン像の変遷
第一章 産業革命の子
第二章 ニューラナークの「統治」と「性格形成学院」
第三章 『新社会観』の思想
第四章 コミュニティ論の形成
第五章 ニューハーモニーの実験とその挫折
第六章 オウエニズムの再編と浸透
第七章 「新道徳世界」への途
第八章 クイーンウッド・コミュニティとオウエナイト運動の衰退
エピローグ
年譜・参考文献・索引
内容説明
「ユートピア社会主義」は、新しいオウエン像とともに現代に蘇る。高邁な理想は、功利主義の手法によって、どのようにして「公正なガヴァナンス」、民主的な企業倫理へと翻訳されたのか。参加と協同を目指すオルタナティヴな社会構築への思想を見る。
目次
第1章 産業革命の子
第2章 ニューラナークの「統治」と「性格形成学院」
第3章 『新社会観』の思想
第4章 コミュニティ論の形成
第5章 ニューハーモニーの実験とその挫折
第6章 オウエニズムの再編と浸透
第7章 「新道徳世界」への途
第8章 クイーンウッド・コミュニティとオウエナイト運動の衰退
著者等紹介
土方直史[ヒジカタナオブミ]
1933年、神奈川県小田原市生まれ。1958年、相洋高校卒業、1961年、中央大学経済学部卒業、同大学院博士課程終了。中央大学経済学部助手、助教授を経て、現在、教授。中央大学博士(経済学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- ブラックアウト 双葉文庫