シリーズ言語資源学<br> 学習者コーパスの設計と構築

個数:
  • ポイントキャンペーン

シリーズ言語資源学
学習者コーパスの設計と構築

  • ウェブストアに10冊在庫がございます。(2025年12月23日 12時56分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784327261016
  • NDC分類 810.7
  • Cコード C3381

出版社内容情報

学習者コーパス構築の準備からデータ収集・公開まで

『日本語学習者縦断作文コーパス(W-CoLeJa)』の設計・開発を主な事例として、学習者を対象とする調査や、その産出データならではの分析の勘どころを解説する。第二言語コーパス構築のための準備や調査のノウハウ、公開や利用に関する注意点を盛り込んだ。研究だけでなく、学習者コーパスを自ら構築したい人や、日本語・第二言語の教育に役立てたい人のための画期的な一冊。

【言語資源学シリーズ】
言葉を集め、整理し、解き明かす。実証的言語研究の最前線。
コーパス、辞書、調査データなどを、いかに「言語資源」として活用し、研究に結び付けるか。国立国語研究所が展開するプロジェクトを中心に、データ構築法や分析ツールについて基礎から応用まで解説。さらに言語資源を文化財と捉え、その整備や社会貢献の視点も重視し、これからの言語教育へとつながる新たなアプローチも提示する。

<目次>
「シリーズ言語資源学」の刊行にあたって
はじめに

第1章 学習者コーパスの意義と役割 (迫田 久美子)
第2章 日本語学習者コーパス開発の歴史 (石黒 圭・呉 楚琦)
第3章 学習者コーパスの設計 (石黒 圭)
第4章 調査協力者に調査を依頼する(烏日哲)
第5章 入力インターフェイスの開発
 ─EssayLoggerとMoodle─ (井上 雄太)
第6章 母語対訳データの意義と活用法 (呉 丹)
第7章 日本語能力測定試験の作成とその妥当性の検証
 ─「かんたん日本語テスト」─ (市江 愛・吉田 暁)
第8章 学習者の背景情報の収集法 (田 佳月)
第9章 学習者の学習環境と学習リソースを把握する (田 昊)
第10章 学習者作文における形態素解析の課題と対応
(李 琦・朱 雅蘭・工藤 隆弘・横野 光)
第11章 日本語教師の誤用訂正はどこまで一致するのか
(中村 有里・江澤 実紀・髙橋 香菜・Lai Thanh Hoa・石黒 圭)
第12章 生成AIはどのように学習者作文の誤用を訂正するのか
 ─誤用分析のアノテーション付与のための一考察─ (加藤 敬介)
第13章 印象評価情報の付与
(本多 由美子・井伊 菜穂子・石黒 圭)
第14章 W-CoLeJa活用環境の構築
 ─全文検索システム『ひまわり』を用いて─ (山口 昌也)
第15章 学習者コーパスの公開と公開後の運用 (須賀 和香子)

おわりに
索引
編者・執筆者紹介


【目次】

「シリーズ言語資源学」の刊行にあたって
はじめに

第1章 学習者コーパスの意義と役割 (迫田 久美子)
1 はじめに:学習者コーパスの重要性
2 教育研究における意義と役割
3 言語研究における意義と役割
4 習得研究における意義と役割
5 おわりに

第2章 日本語学習者コーパス開発の歴史 (石黒 圭・呉 楚琦)
1 学習者コーパスの特徴
2 学習者コーパスの展開
3 総合学習者コーパスCoLeJaの誕生

第3章 学習者コーパスの設計 (石黒 圭)
1 学習者縦断コーパスを構想する
2 データを収集する
3 データを加工・公開する
4 まとめ

第4章 調査協力者に調査を依頼する(烏日哲)
1 はじめに
2 調査協力校および現地教員との連携体制の整備
3 学習者との信頼関係の構築
4 学習者への教育的還元

第5章 入力インターフェイスの開発
─EssayLoggerとMoodle─ (井上 雄太)
1 分析しやすい執筆プロセスの記録
2 EssayLoggerの仕様
3 収集できるデータ
4 協力者とのオンラインでのやりとりの方法
5 まとめ

第6章 母語対訳データの意義と活用法 (呉 丹)
1 はじめに
2 母語対訳に関する先行研究
3 W-CoLeJaにおける母語対訳データの概要
4 母語対訳データの意義
5 母語対訳データを用いて可能となる分析
6 まとめ

第7章 日本語能力測定試験の作成とその妥当性の検証
─「かんたん日本語テスト」─ (市江 愛・吉田 暁)
1 はじめに
2 先行研究と課題整理
3 「かんたん日本語テスト」の開発
4 テスト開発のための予備的調査
5 テストの多版化と信頼性・妥当性に関する調査
6 まとめ

第8章 学習者の背景情報の収集法 (田 佳月)
1 学習者の背景情報の収集意義
2 先行研究
3 W-CoLeJaにおけるフェイスシートの開発過程と概要
4 W-CoLeJaにおける学習者アンケートの開発過程と概要
5 W-CoLeJaにおける作文執筆情報シートの開発過程と概要
6 まとめ

第9章 学習者の学習環境と学習リソースを把握する (田 昊)
1 学習環境及び学習リソースを把握する意義
2 先行研究
3 北京語言大学で実施された作文調査
4 教室内の学習リソース
5 教室外の学習リソース
6 作文データから見る学習リソースの役割
7 作文執筆における学習リソースの使用
8 まとめ

第10章 学習者作文における形態素解析の課題と対応
(李 琦・朱 雅蘭・工藤 隆弘・横野 光)
1

目次

学習者コーパスの意義と役割
日本語学習者コーパス開発の歴史
学習者コーパスの設計
調査協力者に調査を依頼する―協力校との連携と学習者のサポート
入力インターフェイスの開発―EssayLoggerとModdle
母語対訳データの意義と活用法
日本語能力測定試験の作成とその妥当性の検証―「かんたん日本語テスト」
学習者の背景情報の収集法
学習者の学習環境と学習リソースを把握する
学習者作文における形態素解析の課題と対応
日本語教師の誤用訂正はどこまで一致するのか
生成AIはどのように学習者作文の誤用を訂正するのか―誤用分析のアノテーション付与のための一考察
印象評価情報の付与―クラウドソーシングの活用
W‐CoLeJa活用環境の構築―全文検索システム『ひまわり』を用いて
学習者コーパスの公開と公開後の運用

著者等紹介

小木曽智信[オギソトシノブ]
国立国語研究所教授

山崎誠[ヤマザキマコト]
国立国語研究所名誉教授

石黒圭[イシグロケイ]
国立国語研究所・総合研究大学院大学教授。専門は日本語学(文章・談話)、日本語教育学(読解・作文)等

烏日哲[ウリジャ]
国立国語研究所プロジェクト非常勤研究員。専門は談話分析、学習者作文研究、アカデミック日本語(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品