出版社内容情報
1954年に佐久病院に赴任した著者は,一貫して第一線で農民の診療に取り組んで来た。高度経済成長期以後,変貌著しい農村の現状を踏まえて書き下ろした『新農村医学読本』!
【目次】
Ⅰ 農薬と健康問題
1 農薬による中毒事故の状況
2 農薬による健康影響の問題
3 農薬による食品・環境・人体汚染
4 農業問題と今後の取り組み
Ⅱ 農村における健康管理活動
1 佐久病院における地域健康管理活動
2 住民による地域保険活動
3 協同組合のくらしと健康を守る運動
Ⅲ 食と健康を考える
1 食品の安全性について
2 食生活と栄養バランスについて
3 食料の確保と供給について
4 食生活と文化について
5 食生活改善への試み
あとがき
内容説明
農村の健康は多少改善されたけれど、農村の民主化はまだ遅々たる歩みである。住民主体の医療をうちたてるには、まだ多くの時間がかかる…。佐久病院に赴任して40年、農民の健康一すじに取り組んできた著者が、これまでの実践を総括し、生産者と消費者の連帯の中に、農村の将来を展望する。
目次
1 農薬と健康問題(農薬による中毒事故の状況;農薬による健康影響の問題;農薬による食品・環境・人体汚染;農薬問題と今後の取り組み)
2 農村における健康管理活動(佐久病院における地域健康管理活動;住民による地域保健活動;協同組合のくらしと健康を守る運動)
3 食と健康を考える(食品の安全性について;食生活と栄養バランスについて;食料の確保と供給について ほか)
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