人を知る法、待つことを知る正義―東アフリカ農村からの法人類学

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人を知る法、待つことを知る正義―東アフリカ農村からの法人類学

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326654239
  • NDC分類 321.3
  • Cコード C3039

出版社内容情報

東アフリカに「待つことを知る」人びとがいる。正義を希求し、法を探究する人間、社会を語る人間の姿を描き、法とは何かを問い直す。

人間の裁きに宿る根源的困難に、アフリカの人びとはそれぞれの方法で対処している。ある農村では、即効性のない呪物を使い、時間をかけて解決を図る。やがて訪れる自身と周囲の環境・現実理解の変化、そして待つことを知る者の姿がそこにあった。人間による正義の希求、人間的法の探究をめぐる民族誌的発見から真の〈法人類学〉へ。

内容説明

アフリカ農村の民族誌から、真の“法人類学”へ。人間の裁きに宿る根源的困難をこえて―東アフリカに「待つことを知る」人びとがいる。正義を希求し、法を探究する人間、社会を語る人間の姿を描き、法とは何かを問い直す。

目次

1 待つことを知る正義(待つことを知る社会の正義―オルタナティブ・ジャスティスの人類学;個を覆い隠す社会―イゲンベ地方の紛争処理における平等主義と非人格性)
2 他者を知る法の理論(人間的法主体から社会的法主体へ―リーガル・ブルーラリズムの人類学;アフリカ法の柔軟性と確定性―イゲンベ地方の婚資請求訴訟の分析から)
3 人を知る法の理論(人と人との絆を律する法―身分契約の人類学;アフリカ法の形式主義と反形式主義―グシイ慣習婚の成立要件をめぐって)
4 法を知る人類学(法と人間―法人類学総説;法と政治―もうひとつのパラドクス)

著者等紹介

石田慎一郎[イシダシンイチロウ]
1974年生まれ。1998年、慶應義塾大学文学部民族学考古学専攻卒業。2005年、東京都立大学大学院社会人類学専攻博士課程修了。博士(社会人類学)。大阪大学人間科学研究科特任助教を経て、首都大学東京(2020年4月から東京都立大学)人文科学研究科准教授。専門は社会人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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