出版社内容情報
フェミニストとして経験研究に臨むすべての人のための道具箱。最新の研究動向から倫理的・実践的課題まで体系的に学べる稀有な一冊。
フェミニズムにはどんな理論がある? 事例研究ってどうやるの? フェミニズム研究の理論枠組みと研究手法を網羅し論文の書き方までを手ほどき。大学生からプロの研究者、アクティビストまで、理論を実践につなぐガイドブック。学術研究を社会にひらくパブリック・スカラシップ推進者として名高い著者による稀有なテキスト。
【原著】Patricia Leavy & Daniel X. Harris, Contemporary Feminist Research from Theory to Practice (Guilford Publication, 2019)
【目次】
日本語版によせて
はじめに
第Ⅰ部 フェミニスト研究のための理論的枠組み
第1章 イントロダクション――「クリティカル」で「インターセクショナル」なフェミニスト研究とは
フェミニスト研究とは
アライとは
ジェンダーとは
デジタルとは
表象とはどういうことか
まとめ・考察を深めるための課題・実践に向けた課題・参考文献
第2章 フェミニズムの展開――「第X波フェミニズム」という括りで見えるもの・見えないもの
フェミニスト研究の類似性と差異
フェミニスト研究の展開の概要
フェミニスト研究の方法と研究領域
フェミニスト理論かジェンダー理論か
波を越えて――世界をまたぐフェミニズム
フェミニスト研究の、運動としての公共的な性質
まとめ・考察を深めるための課題・実践に向けた課題
第3章 差異をいかに捉えるか――インターセクショナリティ、フェミニスト認識論、スタンドポイント理論
なぜフェミニスト研究をするのか
フェミニストの先駆者とその基本的思想
おもな分野と学問領域
インターセクショナリティと白人性からの脱却
ジェンダー二元論を超えたインターセクショナリティ
本質主義とは
2つの学派/2つの潮流
異なる思想の潮流の理解
解説の枠組み
セクション1:基礎的理論
セクション2:差異とスタンドポイントのフェミニズム
まとめ・考察を深めるための課題・実践に向けた課題・参考文献
第4章 「女」とは誰か――ポストモダン/ポスト構造主義フェミニズム
「ポスト」の差異とは
何に対する「ポスト」か?
先駆的な「ポスト」の研究者たち
決定的瞬間:コンバヒーリバー・コレクティヴ宣言
すべての人に語る機会を
言語がもつ力
ポストモダンのフェミニズム
ポスト構造主義フェミニズム
まとめ・考察を深めるための課題・実践に向けた課題・参考文献
第Ⅱ部 フェミニストとして研究するということ
第5章 研究を倫理的に実践するとはどのようなことか――フェミニスト的アプローチ
道徳的推論としての倫理
研究実践における倫理の歴史的変遷
研究実践の倫理
まとめ・考察を深めるための課題・実践に向けた課題
第6章 参加者への向き合い方――フェミニズムと調査研究
量的方法
質的研究
コミュニティ参加型研究(参加型アクション・リサーチ)
まとめ・考察を深めるための課題・実践に向けた課題
第7章 個人以外を対象とするフェミニスト研究――内容分析と政策評価を中心に
内容分析(非影響的方法)
評価研究
まとめ・考察を深めるための課題
内容説明
フェミニズムにはどんな理論がある?事例研究ってどうやるの?フェミニズム研究の理論枠組みと研究手法を網羅し論文の書き方までを手ほどき。大学生から研究者、アクティビストまで、理論を実践につなぐガイドブック。フェミニストとして経験研究に臨むすべての人のために。
目次
第1部 フェミニスト研究のための理論的枠組み(イントロダクション―「クリティカル」で「インターセクショナル」なフェミニスト研究とは;フェミニズムの展開―「第10波フェミニズム」という括りで見えるもの・見えないもの;差異をいかに捉えるか―インターセクショナリティ、フェミニスト認識論、スタンドポイント理論;「女」とは誰か―ポストモダン/ポスト構造主義フェミニズム)
第2部 フェミニストとして研究するということ(研究を倫理的に実践するとはどのようなことか―フェミニスト的アプローチ;参加者への向き合い方―フェミニズムと調査研究;個人以外を対象とするフェミニスト研究―内容分析と政策評価を中心に)
第3部 発信の作法―フェミニスト研究者になるために(いかに書き、世に送り出すか―表象の政治と学界サバイバル術;知の生産者になる方法、その多様性―グローバル化とデジタルメディア時代のフェミニズム)
著者等紹介
リーヴィー,パトリシア[リーヴィー,パトリシア] [Leavy,Patricia]
2002年にボストン大学で社会学博士号を取得。ボストン大学、ノースイースタン大学、カリー大学で教鞭を執った後、作家および公共知識人としての活動に専念。2010年ニューイングランド社会学者オブ・ザ・イヤー、2015年国際質的研究会議(ICI)より最年少の特別キャリア賞、アメリカ教育研究協会(AER)エゴン・グバ記念講演賞、2022年アメリカ教育研究協会より優秀芸術学習賞など数々の賞を受賞。パブリック・スカラシップ(公共的学問)の推進者として名高い
X.ハリス,ダニエル[X.ハリス,ダニエル] [X.Harris,Daniel]
2010年にビクトリア大学で博士号を取得。RMIT大学の准教授、副総長主席研究員。研究分野は創造性、文化、多様性、デジタルメディア。エスノシネマ、エスノビデオ、パフォーマンスのためのライティングなど、芸術を基盤とした批判的な共同研究手法を用いた研究で数々の研究賞を受賞。アメリカとオーストラリアで劇作家、教育アーティスト、ジャーナリストとして活躍している
田中恵理香[タナカエリカ]
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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