生活保護世帯の子どものライフストーリー―貧困の世代的再生産

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生活保護世帯の子どものライフストーリー―貧困の世代的再生産

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  • サイズ A5判/ページ数 211,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326602896
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C3036

出版社内容情報

政府は2014年8月、「子供の貧困対策に関する大綱」を決定した。しかし貧困世帯の子供の経年的な進路調査はなされておらず、貧困世帯の子どもの実状を早急に明らかにする必要がある。本書は、貧困世帯の子どもはどのような進路を辿るのか、また彼らはどのようにして低位の進路へと至るのかを解明し、貧困の世代的再生産プロセスを分析する。

内容説明

貧困世帯の子どもはどのような進路を辿っているのか。被保護世帯の子どものライフストーリーから、彼らがある進路へと至る具体的な過程を分析し、貧困の世代的再生産プロセスを明らかにする。彼らはどのような家庭生活、学校生活を送っているのだろうか。

目次

序章 問題の背景
第1章 先行研究の検討
第2章 研究目的と分析の視点、研究方法
第3章 生活保護世帯の子どもの中卒後の移行経験―ケースファイルを用いて
第4章 生活保護世帯の中学生の家庭生活と学校生活―質問紙調査による比較検討
第5章 生活保護世帯の子どもの中卒時における進路選択―ライフストーリーに着目して
第6章 生活保護世帯の子どもの中卒後の生活とその後の進路―ライフストーリーに着目して
終章 貧困の世代的再生産プロセス再考―総合考察

著者等紹介

林明子[ハヤシアキコ]
大妻女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。博士(生活科学)。現在、東京学芸大学非常勤講師(専門研究員)、大妻女子大学人間生活文化研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

20
被保護世帯の子どものライフストーリーを研究し、貧困の世代的再生産のプロセスを明らかにしようとした意欲作です。丁寧な研究で、研究方法としても学ぶものが多かったです。家庭生活の不安定さと養育機能の低下があるなかで役割遂行が伴い、子どもたちは家庭維持、安定、関係を調整しよとする。それに翻弄されるなかで生じるのが貧困の世代的再生産プロセスなのかもしれないと思いました。著者は政策提言も行っています。子ども自身への政策アプローチが重要なのだと思いました。2016/04/16

saiikitogohu

0
【本書では、貧困世帯に育つ子どもたちの実態に迫り、彼らがどのような経験をしているのか、貧困であることが、どのように彼らの生活や進路に影響を及ぼしているのかを明らかにする】ⅲ【子どもがいる現役世帯のうち、大人が1人の世帯の貧困率は54.6%に跳ね上がる】1【貧困線…可処分所得122万円】5【子どもの貧困とは…ライフチャンスの制約…『いま』と同時に将来をも脅かすもの』】6【可能性の制限、発達の制限、関係の崩壊、自立の困難が、家族における経済的資源の制限とどのように絡まりあっているのか】92022/01/09

ふれんどぷらむ

0
貧困層の子どもたちの脱落型不登校。学校へのこだわりが希薄なのは、強く家庭へ準拠しているから。学校で周辺的な位置にあっても、家庭での家事役割を果たすことで自己肯定感を高めていく。そうして家庭への準拠がまた強くなるというスパイラル。子ども期を子どもとして生きていく権利を守りたい。2018/06/19

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