内容説明
ファッション消費、古光沢、トリクル‐ダウン理論、構造主義言語学モデル批判、ディドロ統一体…文化と消費が複雑に絡まる社会のヒト‐モノ関係とその表現性を鮮烈な新視点で解剖する。
目次
第1部 歴史(近代的消費の形成;「私たちの思考にかつて大事な」―18世紀以前と以後の古光沢とステイタス表現;ローイス・ロジェ―現代世界のキュレイター的消費者)
第2部 理論(言語としての衣服―物質文化の表現性研究においての反対の教訓;モノの世界での意味の製造と移動)
第3部 実際(消費財、ジェンダー構築、トリクル‐ダウン・セオリーの復活;事物の喚起力―消費財と希望、理想の保存;ディドロ統一体とディドロ効果―無視された消費の文化的局面;消費、変化、連続性)
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