出版社内容情報
「ナッジ」で知られるハーバード大学の教授がホワイトハウスへ。情報規制問題局の局長として、規制に関する法律の実際の立法に関わる。政策採用の是非の基準や、その際の費用便益分析の用い方まで、その内実を明らかにする。
内容説明
費用便益分析は命を値踏みする!?元ホワイトハウス高官が丁寧に解説する規制行政と費用便益分析の実際。
目次
政府の中
人間的な帰結、あるいは現実世界の費用便益分析
尊厳、金融崩壊など定量化不能なもの
人命の価値(問題;解決策)
リスクの道徳性
人々の恐怖
著者等紹介
サンスティーン,キャス[サンスティーン,キャス] [Sunstein,Cass R.]
1954年生。ハーバード大学ロースクール教授。専門・憲法行政法、環境法、法哲学、1978年ハーバード大学ロースクール修了。連邦最高裁判所で最高裁判事補佐官を務めた他、マサチューセッツ州最高裁判所、米国司法省等に勤務。2008年から現職。2009年、ホワイトハウス情報規制問題局長に就任
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年東京生まれ。評論家・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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