内容説明
海外で何かこれだけは頑張ったと思うことに挑戦してみませんか。海外調査研究の方法を習得し、海外に出かけて調査や研究をしてみたいと思っているあなたに届けます。
目次
第1部 海外調査研究の考え方(計量分析を初めて学ぶあなたへ;質的分析を初めて学ぶあなたへ―社会現象を発見し、理解する)
第2部 分析手法の学び方(量的分析手法―「問題意識の明確化」から「データの分析」まで;質問紙のデザイン―どのように調査質問紙を作成するか;質的分析手法によるインタビュー調査―カンボジアにおける人身取引を事例に;他者と出会い、自己を摸索するエスノグラフィーの旅―中国の学校、コミュニティ、工場での経験から;国際開発議論の言説分析―議論が生成、具体化するプロセスを解体する;史料分析とインタビュー―現代中国の歴史と記憶)
第3部 トピックの学び方(アジアの価値観―アジアバロメーターによる計量的把握の試み;「人間の福祉」への計量的アプローチ―「フィールド(質)」と「データ(量)」の往復運動から
タイとスリランカの継続的なフィールド調査―国際保健分野における比較研究
ムスリム女性を生きる―宗教的人間形成を理解するための定点的フィールドワーク
この本を閉じようとしているあなたへ―地域研究の「危機」を超えて)
著者等紹介
鴨川明子[カモガワアキコ]
1974年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科助教。早稲田大学大学院教育学研究科より博士号(教育学)取得。早稲田大学教育・総合科学学術院助手、日本学術振興会特別研究員(京都大学)を経て、2008年より現職。専門分野は比較教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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