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アジア地域統合講座
アジアの環境ガバナンス

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326546305
  • NDC分類 519.22
  • Cコード C3331

内容説明

「成長のアジア」は同時に「環境汚染のアジア」である。持続可能な地球社会の形成に貢献するアジアの環境ガバナンスのあり方を重層的かつ多面的に論じる。

目次

第1章 アジア地域統合と環境ガバナンス
第2章 アジアの経済発展と環境問題
第3章 アジアにおける国際環境レジーム形成の課題―EANET協定化交渉過程からの教訓
第4章 アジアの森林環境ガバナンス
第5章 アジアの気候変動ガバナンスと低炭素成長パートナーシップ(LCGP)
第6章 アジア気候変動ガバナンスと東アジア首脳会議(EAS)
第7章 東アジアにおける原子力安全協力制度と地球温暖化
第8章 開発援助と社会的環境管理能力の形成
第9章 国際環境条約の有効性とアジア地域の環境協力
第10章 アジアのサステイナビリティと環境ガバナンス

著者等紹介

松岡俊二[マツオカシュンジ]
1957年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。キャンパス・アジアEAUIプログラム・ゼネラルマネジャー。文科省原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ「原子力産業への社会的規制とリスク・ガバナンスに関する研究」研究代表者。1988年京都大学大学院経済学研究科経済政策学専攻博士後期課程学修認定退学。博士(学術)(広島大学)。広島大学総合科学部講師・助教授、広島大学大学院国際協力研究科教授を経て2007年より現職。専攻は環境経済・政策学、開発研究、評価研究、国際環境協力論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なーちゃま

1
ヨーロッパのような、ある程度同質の国家が並び、高次の統合組織に組み込まれることの大きなメリットが存在しないアジアでは、アジア統合組織の設立が難しいと言われている。環境問題(特にGHGや越境汚染問題など)のような協力が不可欠な場面でさえ、EANETの限界のように、情報交換組織が限界で、それ以上の政治に踏み込むような組織はまだ作られなさそう。特にアジアの国際組織の3つの特徴『インフォーマルなゆるやかな統合』『合意』『開かれた地域主義』に経路依存する傾向がある。当面は二国間協力が限界なのか。2020/07/27

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