出版社内容情報
次の時代に向けて生き抜くために企業に求められる組織開発に関し、その理論と実証研究の成果を世の中に問うことを目的とする。
本研究では、システムとしての組織として社会システム論(自己組織性論)を利用することにより、組織を構成する人々とその相互作用に着目したミクロな側面と、組織をシステムとして捉えるマクロな側面を結び付け、組織の自己組織化能を解放することにより、組織が持続的に進化するモデルを提案する。
内容説明
個のエンゲイジメントが組織をトランスフォームする。捉えどころのない「組織開発」にも理論と実証研究がある。それを知らずして組織開発を進められるだろうか?本書で示された組織進化のメカニズムは、トップマネジメントを含む組織開発推進者にとってのマネジメントツールとなる。
目次
第1章 組織開発の理論化
第2章 組織開発の概念および方法論
第3章 システムとしての自己組織性
第4章 組織変革・組織開発における個
第5章 企業組織システムのダイナミックモデルの設計
第6章 企業組織システムの自己組織化能の検証
第7章 日本レーザーに見る企業組織システムのモデル
第8章 組織開発への貢献
著者等紹介
〓橋宏誠[タカハシコウセイ]
最終学歴:東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程修了。経歴:1983年4月富士通株式会社。1990年4月富士通カナダ株式会社企画管理マネジャー。1992年4月マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク(大阪支社)。1996年12月株式会社ヘイコンサルティンググループ(現コーン・フェリー・ジャパン)。2003年4月Corporate Executive Board Company(米国本社、現Gartner,Inc.)ディレクター、アジア・パシフィック兼日本支社長。2003年4月英国国立ウェールズ大学MBA(日本語)プログラム准教授。2006年4月英国国立ウェールズ大学MBA(日本語)プログラム教授。2012年4月光産業創成大学院大学、光産業創成研究科教授。2015年4月ヨーロピアン大学東京ラーニングセンターDBAプログラム教授。2018年4月日本経済大学および大学院教授。2011年4月株式会社エスト代表取締役。学位、博士(学術)。専攻、価値システム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme