通信と交通のユニバーサルサービス

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  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326503766
  • NDC分類 694
  • Cコード C3033

内容説明

誰もが利用可能なサービス提供を意味する「ユニバーサルサービス」。本書は、最小限のアクセス維持の観点から通信と交通を比較することで、国民生活にとり必要なサービス確保への支払意思額を経済学的に考察し、サービス維持に向けての方策をさぐる。

目次

第1章 序:公正の概念とユニバーサルサービス(公正概念の整理;内部補助とユニバーサルサービス ほか)
第2章 電気通信サービスとユニバーサルサーバス確保(電気通信サービス市場とユニバーサルサービス;現在の電気通信市場のユニバーサルサービス制度 ほか)
第2章補論 郵便サービスにおける規制緩和とユニバーサルサービス確保(日本の郵便における規制緩和;郵便サービスにおけるユニバーサルサービス政策と欧州の対応 ほか)
第3章 地域交通政策とバスサービスの確保(地方バス維持政策における補助金の地域間配分と国・自治体の関係;コミュニティバスにおける公民役割分担:東京周辺のケース ほか)
第4章 通信と交通のサービス維持に対する支払意志額(分析に用いるデータの概要;交通サービス維持に対する支払意志額(WTP)の計測 ほか)
第5章 ユニバーサルサービス維持に向けて(本書各節の結論;通信と交通の関係)

著者等紹介

寺田一薫[テラダカズシゲ]
1957年千葉県生まれ。1986年慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得。2003年神戸大学より博士(商学)取得。現在、東京海洋大学大学院海洋工学系教授。専門、交通経済論、都市交通論、物流経済論

中村彰宏[ナカムラアキヒロ]
1970年愛知県生まれ。2000年Yame University,Graduate School of Arts and Sciences,Department of Statistics:Master of Arts in Statistics。2002年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了:博士(商学)。現在、横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科教授。専門、産業組織論、計量経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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