内容説明
株式関連の諸税制が株式取引に与える影響を計量経済学的手法で分析し、株式税制の科学的・定量的政策論の展開の先駆けとする。
目次
流通税と取引高―日米市場で同時に売買される株式銘柄を用いたパネル分析
取引税、手数料率、取引コストと株式取引高
株式譲渡益課税と個人投資家の株式取引
配当課税と家計の株式投資行動(『証券貯蓄に関する全国調査』平成12年データに基づく実証分析;『証券貯蓄に関する全国調査』多年度データによる分析)
税制改革と株価収益率のボラティリティ
税制と株式投資信託
著者等紹介
大野裕之[オオノヒロユキ]
1963年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。ジョージタウン大学大学院経済学研究科修了(Ph.D)。外務省、北九州市立大学を経て、東洋大学経済学部教授
林田実[ハヤシダミノル]
1959年長崎県生まれ。長崎大学経済学部卒業。九州大学大学院経済学研究科修了(経済学博士)。九州大学、佐賀大学を経て、北九州市立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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