出版社内容情報
戦後金融システムの崩壊から再構築に進むわが国の金融システムはいかにあるべきか、「新しい時代の金融システム」を探る試み。
【構成】
第1章 新しい世紀の中央銀行像を求めて
第2章 新しい金融における企業統治
第3章 新BIS規制と金融システムの安定性
箪4章 新しい時代の金融行政
第5章 銀行グループ化戦略の新展開
第6章 外資参入の金融システムヘの影響
内容説明
わが国における金融システムの再構築は今なお進行途上にある。現状をどう評価するか。21世紀に相応しいわが国の金融システムはいかにあるべきか、「新しい時代の金融システム」を探ることが我々研究グループの課題となった。本書は、6名の研究者から成る「金融システム研究会」が、これまで行ってきた中京大学経済学部付属経済研究所の研究プロジェクトの成果報告の一部として取り纏めたものである。
目次
第1章 新しい世紀の中央銀行像を求めて―中央銀行の本質と日本銀行
第2章 新しい金融における企業統治―市民・生活者の視点から
第3章 新BIS規制と金融システムの安定性
第4章 新しい時代の金融行政―裁量的な金融行政は転換できるか
第5章 銀行のグループ化戦略の新展開
第6章 外資参入の金融システムへの影響
著者等紹介
鐘ヶ江毅[カネガエツヨシ]
元中京大学経済学部教授
千田純一[センダジュンイチ]
中京大学経済学部教授
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