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祥伝社新書
なぜ、横浜中華街に人が集まるのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396112110
  • NDC分類 672.137
  • Cコード C0236

内容説明

全国各地で商店街が疲弊し、「シャッター通り商店街」は大都会の中にも広がっている。そんな風潮をよそに、横浜中華街には年間二三〇〇万人が全国各地から集まってくる。これほど多くの人々を吸い寄せる魅力はどこにあるのだろうか。著者は、横浜中華街の「町づくり」に三〇年以上携わってきた横浜中華街発展会協同組合の理事長。老舗の名店「萬珍樓」の社長でもある。「あそこに行けば何かがある」と思わせる町をどう作っていったのか。成功した「町づくり」の影には、「町は経営で再生する」という強い信念と秘策があった。

目次

第1章 「町おこし」は、なぜむずかしいのか(町はつねに衰退に向かって疾走している;定住者優先政策と「町おこし」の関係 ほか)
第2章 横浜中華街「町おこし」の歴史(それはペリーからはじまった;すべての町を「山下町」に改称せよ! ほか)
第3章 横浜中華街発展の秘密(町の人々は、ブドウの一粒;世界の中華街は、中国人のため、横浜中華街は日本人のため ほか)
第4章 「町おこし」「町づくり」成功のためのルール(「この町は、自分たちの最後の砦」と思うか、思わないか;三分の一の実を収穫しろ! ほか)
第5章 町は、経営で再生する(ディズニーランドが大事にしている四つの鍵;ディズニー・アカデミーで教えていること ほか)

著者等紹介

林兼正[ハヤシケンセイ]
1941年生まれ。65年セントジョセフカレッジ卒業後、株式会社萬珍樓入社。75年萬珍樓代表取締役就任。現在23団体で構成されている横浜中華街「街づくり」団体連合協議会の会長として、中国伝統文化を発信する街づくりに努めている。横浜中華街開発興業株式会社代表取締役、横浜中華街発展会協同組合理事長、横浜中華街パーキング協同組合理事長、横濱中華街關帝廟理事長、横濱媽祖廟理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッピー

8
町は常に衰退に向っているという危機感、町を守るという当事者意識、サービスレベルの向上、長期的視点に立った目標、そして明確な憲章の制定とその運営を支えるしっかりした組織の確立が横浜中華街のプロモーションを成功させているということか・・・地域・組織を存続・発展させるという視点で参考になり、面白く読めました。2015/01/12

takao

3
ふむ2024/02/13

hyulala

2
横浜中華街で現存している最古のお店、マンチンロウの代表であり横浜中華街発展会協同組合の理事長であった方の、まちづくり、まちおこしについてのお話。横浜中華街は単なる観光地ではなく、横浜が開港して、横浜に移住した中華圏の人たちが住んできた場所。その歴史と未来を守るために、努力していることが伝わる胸熱な内容だった。2021/03/15

-

1
行動力・突破力に秀でたリーダーだとは思うが、この人の部下として働くのはしんどいだろうなwワンマン感が凄い。2019/09/14

ほーすけ

1
「町は衰退するものだ」は慧眼だと思う。町とは何か?再開発の落とし穴、町づくりのヒントがある。2010/10/01

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