出版社内容情報
人権保障の基本原理から,日本国憲法の解釈論として,もっとも適合的でわかりやすい違憲審査の基準を,アメリカでの議論を参考に,多くの学説・判例を考察して展開する。
【目次】
第1部 違憲審査とその基準
1 利益衡量論
2 違憲審査の基準
3 検閲と「明白かつ現在の危険」
4 最高裁判所の判例
5 判決の効力と判例理論
第2部 人権と違憲審査
1 独占規制の歴史的検討
2 マス・コミをめぐる新しい権利
3 新しい人権の行くえ
4 名誉とプライバシー
5 戸別訪問禁止規定に関する最高裁の合憲判決と下級審の違憲判決
6 公衆浴場の適正配置規制の合憲性
7 営業の自由と輸入制限
8 老齢福祉年金夫婦受給制限の合憲性
9 障害福祉年金国籍要件の合憲性
10 行政調査と適正手段
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