出版社内容情報
大臣として,首相として,湾岸戦争や対米貿易摩擦,日米安保再定義と普天間基地返還問題,台湾海峡危機など,冷戦後の外交・安全保障における新たな地平を模索した政治家・橋本龍太郎.2001年から02年にかけて行われたインタビューを収録する本書は,彼の唯一の回想録であり,日本外交の迷走の根源を問うものである.
内容説明
大臣として、首相として、湾岸戦争や対米貿易摩擦、日米安保再定義と普天間基地返還問題、台湾海峡危機、ペルー大使館人質事件など、冷戦後の外交・安全保障における新たな地平を模索した政治家・橋本龍太郎。二〇〇一年から〇二年に三回にわたって行われたインタビューを収録する本書は、彼の唯一の本格的な回顧録であり、日本外交への示唆に富むものである。
目次
1 冷戦後の危機に対峙して―第一回インタビュー(政治家としての出発;イラン・イラク戦争(運輸相時代)
湾岸戦争への対応(蔵相時代) ほか)
2 能動的外交を目指して―第二回インタビュー(村山内閣副総理として;野党・自民党と外務省;超法規措置をめぐって ほか)
3 外交地平の拡大―第三回インタビュー(対欧州外交;要としてのフランス;欧州と協力する意味 ほか)
著者等紹介
五百旗頭真[イオキベマコト]
1943年生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。広島大学政経学部助手、講師、助教授、神戸大学法学部教授、防衛大学校長などを経て、現在は熊本県立大学理事長、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長を務める。神戸大学名誉教授
宮城大蔵[ミヤギタイゾウ]
1968年生まれ。NHK勤務を経た後、一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。立教大学法学部助手、政策研究大学院大学助教授などを経て、現在は上智大学外国語学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masayuki Shimura
coolflat
kozawa
台所のティラノザウルス
トロント