神と自然と憲法と―憲法学の散歩道

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神と自然と憲法と―憲法学の散歩道

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326451265
  • NDC分類 323.01
  • Cコード C3032

出版社内容情報

憲法学の本道を外れ、気の向くまま杣道へ。そして周縁からこそ見える憲法学の領域という根本問題へ。新しい知的景色へ誘う挑発の書。

勁草書房編集部webサイトでの連載エッセイ「憲法学の散歩道」20回分に書下ろし2篇を加えたもの。思考の根を深く広く伸ばすために、憲法学の思想的淵源を遡るだけでなく、その根本にある「神あるいは人民」は実在するの
か、それとも説明の道具として措定されているだけなのかといった憲法学の領域に関わる本質的な問いへ誘う。

内容説明

憲法学の本道を外れ、気の向くまま杣道へ。そして周縁から見渡すことで見えてくる憲法学の領域という根本問題へ。新しい知的景色へ誘う挑発の書。勁草書房編集部webサイトでの連載エッセイ「憲法学の散歩道」20回分に書下ろし2篇を加えたもの。憲法学は、限られたこの世の社会生活・政治生活の構成原理とその機能を分析するにとどまるのか、それとも、それを超える限りない、計り知れない力を意識しつつ、この世のあり方を見定めるべきなのか。憲法学において「神あるいは人民」は実在するのか、それとも説明の道具として措定されているだけなのか。憲法学の本質を問うスリリングなプロムナードへようこそ。

目次

第1部 現実感覚から「どちらでもよいこと」へ(現実感覚;戦わない立憲主義;通信の秘密 ほか)
第2部 退去する神(神の存在の証明と措定;スピノザから逃れて―ライプニッツから何を学ぶか;スピノザと信仰―なぜ信教の自由を保障するのか ほか)
第3部 多元的世界を生きる(『ペスト』について;若きジョン・メイナード・ケインズの闘争;ジェレミー・ベンサムの「高利」擁護論 ほか)

著者等紹介

長谷部恭男[ハセベヤスオ]
1956年広島市生まれ。東京大学法学部卒業。早稲田大学大学院法務研究科教授、東京大学名誉教授。専門は憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえぽん

41
憲法学者が出版社HPに連載したエッセイに加筆し、憲法上の論点に係る神学、法哲学、政治学等の思想的淵源に遡り、憲法学の意識の壁を突破するきっかけを意図した小論集。教会内部の紛争に起因する占有侵奪からの回復を起源とする原状回復原則、宗教上の寛容論の中で多数派の信仰を強制されるリスクを説いたロックと政府の立場から対立宗派間の寛容の強制を説いたトマジウスの議論の違い、人権宣言に影響を与えたロックの所有権論(自分のものである身体を動かして得た物は自分のもの)の説得力の弱さなど、筆者の深い思想の片鱗が垣間見える好著。2025/07/09

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