債務免除益の課税理論

藤間 大順【著】

勁草書房（2020/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 304p／高さ 22cm
• 商品コード 9784326403851
• NDC分類 345.3
• Cコード C3032

内容説明

債務免除益の課税問題に対する理論的枠組みに新たな地平を拓いた渾身の意欲作。債務免除益課税に関して米国法を参照しつつ独自の債務控除アプローチを理論構築したうえで、資力喪失時の課税や年度帰属、所得分類などの、実務上も生じうる具体的な問題に当てはめて論じる。

目次

第１部　債務免除益の課税理論の構築（債務免除益の課税理論と事業再生税制の解釈論；租税利益の原則（Ｔａｘ　Ｂｅｎｅｆｉｔ　Ｒｕｌｅ）と債務免除益課税）
第２部　債務免除益の課税理論と具体的な課税問題（債務免除益の年度帰属；債務免除益の所得分類；広義の事業再生税制に関する立法論）

著者等紹介

藤間大順［フジマヒロノブ］
神奈川大学法学部助教。１９９１年東京都生まれ。２０１４年東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。２０１９年青山学院大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士（法学）。日本学術振興会特別研究員（ＤＣ１）、東京財団政策研究所リサーチアシスタントを経て、２０２０年より現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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