出版社内容情報
「私はフランスにいたの。がんの診療所よ」」
ローアンは、金融界の大物イサンドロと政略結婚で結ばれた。
やがて妊娠し、かわいい男の子を出産したが、わずか数時間後、
メモだけ残し、ローアンはひとり病院をあとにした。
重い病に冒され、もう長くないと悟った彼女は、
大切な跡継ぎの体に害が及ばぬよう、いっさいの治療を拒否し、
母親を失うつらさを息子に味わわせないよう、姿を消したのだ。
なにより、夫への愛を最期の瞬間まで隠し通せる自信がなかった。
2年後、ローアンは奇跡的な回復を遂げた。息子に会いたい――
その願いが叶う前に待っていたのは、怒りに燃えた夫との再会。
【目次】
内容説明
ローアンは、金融界の大物イサンドロと政略結婚で結ばれた。やがて妊娠し、かわいい男の子を出産したが、わずか数時間後、メモだけ残し、ローアンはひとり病院をあとにした。重い病に冒され、もう長くないと悟った彼女は、大切な跡継ぎの体に害が及ばぬよう、いっさいの治療を拒否し、母親を失うつらさを息子に味わわせないよう、姿を消したのだ。なにより、夫への愛を最期の瞬間まで隠し通せる自信がなかった。2年後、ローアンは奇跡的な回復を遂げた。息子に会いたい―その願いが叶う前に待っていたのは、怒りに燃えた夫との再会。
著者等紹介
グリーン,アビー[グリーン,アビー] [Green,Abby]
ロンドンに生まれ、幼少期にアイルランドに移住。10代のころに祖母の愛読していたハーレクインのロマンス小説に夢中になり、宿題を早急に片づけて読書する時間を捻出していた。短編映画のアシスタント・ディレクターという職を得るが、多忙な毎日の中でもハーレクインの小説への熱はますます募り、ある日退職して、小説を書きはじめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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