出版社内容情報
中国でも翻訳出版されたアメリカ行政法の大著『ADMINISTRATIVE LAW TREATISE』の著者であるピアース教授がロースクール生のために執筆したテキスト。コンパクトにまとめながらも法体系全体を概説。膨大な判例群を持つ広大な法分野において、行政手続と行政訴訟を中心に、要点にたどり着く道筋を簡潔な記述で明瞭に示す、絶好の入門書。
内容説明
アメリカ行政法学の権威が法体系全体をコンパクトに解説。判例や諸法理の概要と結論を容易に把握することができる、最上の羅針盤。
目次
序論と概観
行政機関への権限委任
裁決
規則と規則制定
行政国家における法律解釈
行政機関の遅延
審査可能性
司法審査のタイミング
原告適格
政治的統制
行政機関の調査権限
情報自由法とその他の政府の公開に関する諸法
行政機関が掌理する法律への違反に対する私訴権
著者等紹介
ピアース,Jr.,リチャード・J.[ピアース,JR.,リチャードJ.] [Pierce,Jr.,Richard J.]
1943年生まれ。1965年リーハイ大学卒業(B.S.経済学)。1972年バージニア大学ロースクール修了(J.D.)。現在、ジョージ・ワシントン大学ロースクール教授(Lyle T.Alverson Professor of Law)。行政法、独占禁止法、エネルギー法等を講ずる
正木宏長[マサキヒロタケ]
1976年生まれ。1998年東京都立大学法学部卒業。2004年北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、立命館大学法学部教授、博士(法学)。専攻は行政法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- フランソンのさむい冬の日