内容説明
法に希望はあるのか。概念法学の19世紀、社会法学の20世紀の次に来るべきものとは?ハーバードのD.ケネディ率いる批判法学の挑戦。
目次
序章 法実践の破壊者か守護者か
第1章 政策的議論としての法的議論―法的思考の記号学
第2章 戦略的作業としての法的推論―法的思考の現象学
第3章 法学におけるポストモダンの条件―法的思考の系譜学
第4章 闘技民主主義の法制化?―正統化論
第5章 監獄としてのロー・スクール―法学教育論
終章 アイロニカルな法実践
著者等紹介
船越資晶[フナコシモトアキ]
1971年神戸市に生まれる。1999年ハーバード・ロー・スクールLL.M.2004年京都大学博士(法学)。現在、京都大学大学院法学研究科教授。専攻は法社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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