内容説明
錯綜するCSR論の分野に、ハイエク法哲学、経済哲学の視点から新たな理論的地平を切り拓く野心作。
目次
第1章 問題意識(競争という視点から見た企業の社会的責任;組織という視点から見た企業の社会的責任 ほか)
第2章 暗黙知としてのルール:ハイエク社会哲学におけるルールの知識論(まえおき:思想展開における力点の変遷;ハイエクのルール論 ほか)
第3章 「開かれた社会」における企業の責任について考える(利他的ルール形成とその合理性について;フリードマン主義とハイエク主義 ほか)
第4章 企業の社会的責任論の批判的検討(企業の社会的責任をめぐる企業とそれ以外;「企業はだれのものか」論争について ほか)
著者等紹介
楠茂樹[クスノキシゲキ]
1971年生まれ。京都大学大学院博士後期課程満期退学。上智大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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