出版社内容情報
神戸に起こったA少年による学童殺害事件は,少年法の見直し,改正の動きを加速させた。果たしてその選択は正しいのだろうか。統計と審判を踏まえ,その是非を論及した。
内容説明
積年の審判から築き上げられた裁判官の思索と意見。深刻化する非行の時代を迎え、少年法のあり方に一筋の道を開く。
目次
第1編 少年の非行と処遇(少年の非行と審判;少年審判の処遇決定過程と適正手続;少年院における短期処遇課程について―その沿革と展望)
第2編 非行事実の認定(非行事実の認定と少年審判;「非行なし」事例からみた非行事実認定の現状と課題;少年審判における事実認定手続の改正について―審問構造の下での「適正化」モデルの提案)
第3編 少年審判と付添人(裁判官から見た付添人活動;裁判所から見た付添人;少年審判と付添人活動について)
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