出版社内容情報
フランスの憲法理論・選挙制度を素材にして，現代憲法下での国民主権・代表制の理念と適合的な議会選挙制度のあり方を，選挙制度の機能を政治・社会構造をも含めて研究。
【目 次】
はしがき
序 論 制限選挙から普通選挙へ
Ⅰ 制限選挙法制とその理論
－国民主権・純粋代表制の成立－
Ⅱ 普通選挙の導入
Ⅲ 普通選挙の影響
－普通選挙から比例代表制へ－
第１部 第三共和制下の選挙法制
－ｱﾛﾝﾃﾞｨｽﾏﾝ投票性と比例代表制の模索－
第１章 1875年憲法体制の制定
第２章 第三共和制下の選挙改革
第３章 憲法理論と比例代表制
第１部・小 括
第２部 第四共和制下の選挙法制
－比例代表制の確立と多数代表制への回帰の試み－
第１章 1946年憲法における主権・代表制の構造
第２章 比例代表制の導入
第３章 比例代表制から多数代表制へ
第４章 代表制理論の新たな潮流
第２部・小 括
第３部 第五共和制下の選挙法制
－ｱﾛﾝﾃﾞｨｽﾏﾝ投票制への回帰と代表制・議会制の変容－
第１章 第五共和制の確立とｱﾛﾝﾃﾞｨｽﾏﾝ投票制の復活
第２章 政治勢力の変動・再編と選挙制度の機能の変化
第３章 政党システム・代表制の変容とその背景
第４章 第五共和制下の憲法理論
結 論 選挙制度の役割と代表制
主要参考文献一覧
索 引
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- 和書
- 夜は猫といっしょ 〈６〉
