刑事裁判の現代的展開―小野慶二判事退官記念論文集

刑事裁判の現代的展開―小野慶二判事退官記念論文集

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  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784326401147
  • NDC分類 327.6

出版社内容情報

刑事裁判の理論と運営の現状を点検し,相次ぐ再審や誤判の原因を探り,事実認定力,専門性の内容,裁判運営,違法捜査の抑制機能などの問題を解明し,刑事裁判の再生を図る。

【目 次】

ふたたび事後強盗罪と承継的共同正犯について

規範的評価と可罰的評価

正当防衛における防衛の意思について
 -最高裁判所の破棄判決の検討-

未決勾留日数の算入について
 -全部算入説への展開-

刑事裁判はこのままでいいのか

別件捜索差押について

情況事実による主要事実の認定
 -放火事件を素材として-

共謀共同正犯の共謀認定
 -裁判例の検討を通して-

自白と補強を要する範囲に関する覚書
 -被告人と犯罪事実との結び付きについて-

徳島ラジオ商殺し事件における事実認定の諸問題

控訴審における事実判断

控訴審における一部上訴と判決破棄の範囲

少年審判の運営

保護処分の多様化と試験観察

裁判所の黄昏

国防保安法の運用過程


 小野慶二判事略歴
 小野慶二判事著作目録
 関与された主な判決
 あとがき

目次

ふたたび事後強盗罪と承継的共同正犯について(香川達夫)
規範的評価と可罰的評価(鈴木茂嗣)
正当防衛における防衛の意思について―最高裁判所の破棄判決の検討(安原浩)
未決勾留日数の算入について―全部算入説への展開(仲戸川隆人)
刑事裁判はこのままでいいのか(下村幸雄)
別件捜索差押について(梶田英雄)
情況事実による主要事実の認定―放火事件を素材として(石塚章夫)
共謀共同正犯の共謀認定―裁判例の検討を通して(伊東武是)
自白と補強を要する範囲に関する覚書―被告人と犯罪事実との結び付きについて(守屋克彦)
徳島ラジオ商殺し事件における事実認定の諸問題(打越康雄)
控訴審における事実判断(石松竹雄)
控訴審における一部上訴と判決破棄の範囲(萩尾孝至)
少年審判の運営(多田元)
保護処分の多様化と試験観察(大内捷司)
裁判所の黄昏(喜多村治雄)
国防保安法の運用過程(小田中聡樹)

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