現代刑法論争〈2〉 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 373,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326400874
  • NDC分類 326
  • Cコード C3032

出版社内容情報

刑法総論の基本的な問題21問((1)),各論・29問((2))をとりあげ,相対立する見解を論争という形式で検討し,刑法理論の基本的な考え方の相違を浮彫りにする。

【目 次】

 はしがき



第1章 人格的法益に対する罪

 <序説>
 1 ひき逃げの罪責
 2 業務上過失致死傷罪における業務の意義
 3 凶器準備集合罪の本質
 4 逮捕監禁、略取誘拐における被害者の行動意思・行動能力
 5 強制わいせつ罪における主観的要件
 6 住居侵入罪の保護法益
 7 名誉毀損罪と侮辱罪の関係
 8 名誉毀損罪における事実の証明
 9 業務妨害罪における「業務」の意義

第2章 財産的法益に対する罪

 <序説>
 10 窃盗罪の保護法益
 11 権利行使と財産犯
 12 不法原因給付と財産犯
 13 不動産の二重売買・二重抵当と横領・背任
 14 詐欺罪の諸形態
 15 準強盗の問題点
 16 刑法における「損壊」の概念
 17 盗品等に関する罪の本質
 18 親族間における財産犯

第3章 社会・国家的法益に対する罪

 <序説>
 19 放火罪における「焼損」の概念
 20 往来危機罪の結果的加重犯
 21 コピーによる公文書偽造
 22 虚偽公文書作成罪の間接正犯
 23 代理・代表資格の冒用と文書偽造罪の成否
 24 わいせつ文書頒布等の罪の問題性
 25 常習賭博罪の問題点
 26 公務執行妨害罪における「職務行為の適法性」
 27 犯人による犯人蔵匿・証拠隠滅・偽証の教唆
 28 偽証罪における「虚偽の陳述」
 29 公務員の転職と賄賂罪

 事項索引

内容説明

現代刑法の争点を論争形式で解説。刑法一部改正にともなう表記の改訂とともに最新の学説、判例を取り入れ、さらにわかりやすく問題を議論・解説する。

目次

第1章 人格的法益に対する罪(ひき逃げの罪責;業務上過失致死傷罪における業務の意義;凶器準備集合罪の本質 ほか)
第2章 財産的法益に対する罪(窃盗罪の保護法益;権利行使と財産犯;不法原因給付と財産犯 ほか)
第3章 社会・国家的法益に対する罪(放火罪における「焼損」の概念;往来危険罪の結果的加重犯;コピーによる公文書偽造 ほか)

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