核のリスクと地域紛争―インド・パキスタン紛争の危機と安定

電子版価格
¥4,950
  • 電子版あり

核のリスクと地域紛争―インド・パキスタン紛争の危機と安定

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 281p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326302703
  • NDC分類 319.250
  • Cコード C3031

出版社内容情報

本当に核戦争は起こるのか? 核兵器は本当に「危険」なのか? 核を保有するインドとパキスタンの紛争から見極める!

はしがき
略語一覧

第1章 「地域の核」という問題
 1.問題意識
 2.本書の意義
 3.本書の構成

第2章 「核保有国間の紛争」のイメージ──先行研究の検討
 1.安定─不安定のパラドックスに関する議論
 2.エスカレーション支配への競争に関する議論
 3.おわりに

第3章 核のもとでの低強度紛争
 1.代理戦争
 2.カルギル紛争
 3.おわりに

第4章 限定戦争追求の虚実(1)──核抑止力の志向性
 1.パキスタンの核態勢
 2.インドの核態勢
 3.限定核戦争遂行に係る検討
 4.おわりに

第5章 限定戦争追求の虚実(2)──通常戦争ドクトリンの継続性
 1.インドの通常戦争ドクトリン
 2.パキスタンの通常戦争ドクトリン
 3.おわりに

第6章 核兵器がもたらしたもの──結論とインプリケーション
 1.本論のまとめ
 2.本書のインプリケーション
 3.一般化の可能性
 4.今後の検討課題

あとがき
参考文献
事項索引
人名索引

栗田 真広[クリタ マサヒロ]
著・文・その他

内容説明

本当に核戦争は起こるのか?核が使われる危険性が最も高いと言われてきたインド・パキスタン紛争。両国の戦略と紛争をリアルに描き、核リスクの「虚実」を浮き彫りにする。

目次

「地域の核」という問題
「核保有国間の紛争」のイメージ―先行研究の検討
核のもとでの低強度紛争
限定戦争追求の虚実(核抑止力の志向性;通常戦争ドクトリンの継続性)
核兵器がもたらしたもの―結論とインプリケーション

著者等紹介

栗田真広[クリタマサヒロ]
1986年生まれ。一橋大学社会学部卒業。一橋大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)を取得。国会図書館調査及び立法考査局調査員を経て、現在、防衛研究所地域研究部研究員、専門は国際関係論、核問題、南アジアの安全保障(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。