出版社内容情報
原発・安保法制・沖縄基地問題・憲法改正といった論点と、カウンター・デモクラシーをめぐる国内外の潮流やその担い手の動向を軸に、民主主義とは何かを改めて問いなおす。現在の日本においてみられる「国会内民主主義」と「国会外民主主義」の相克を多角的に描き、カウンター・デモクラシーの現在と今後の可能性を検討する。
内容説明
現在の日本において民主主義は機能しているのか。「国会内民主主義」と「国会外民主主義」の相克を多角的に描き、カウンター・デモクラシーの現在と今後の可能性を検討する。
目次
現代日本における議会制民主主義の限界
第1部 現代日本の政治過程(原発をめぐる3.11以後の政治過程;安保法制をめぐる政治過程;沖縄基地問題をめぐる政治過程;憲法改正をめぐる政治過程)
第2部 カウンター・デモクラシーの諸側面(カウンター・デモクラシーの世界的潮流 代議制民主主義の補完か、民主主義そのものの危機か?;日本におけるカウンター・デモクラシーの展開;カウンター・デモクラシーの担い手;カウンター・デモクラシーと主権者教育)
デモクラシーとカウンター・デモクラシーの間
著者等紹介
岩井奉信[イワイトモアキ]
1950年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。法学修士。日本大学法学部教授
岩崎正洋[イワサキマサヒロ]
1965年生まれ。東海大学大学院政治学研究科博士課程後期修了。博士(政治学)。日本大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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