内容説明
2009年の連邦下院選挙結果は、1989年以降低迷していた国民会議派が勢力を盛り返してきたことを示している。第1党の座を譲るところまで落ち込んだ勢力をここまで回復させた要因は何か、そしてそれはインドの民主主義にとって何を意味するのか。すべての政党、すべての州と連邦直轄領を対象とした分析により、現在のインド政治に関する包括的な理解を可能にする。
目次
第1部 総論(統一進歩連合政権の5年間;第15回連邦下院選挙の概要 ほか)
第2部 政党の動向(国民会議派;インド人民党と協力政党 ほか)
第3部 主要争点(経済政策;国防・外交政策 ほか)
第4部 周辺諸国の反応(パキスタン政府;中国 ほか)
第5部 各州の動向(北部諸州の選挙分析;東部・北東部諸州の選挙分析 ほか)
著者等紹介
広瀬崇子[ヒロセタカコ]
1948年生まれ。専修大学法学部教授、ロンドン大学Ph.D.専門:南アジア政治・外交
北川将之[キタガワマサユキ]
1973年生まれ。神戸女学院大学文学部専任講師、博士(上智大学、国際関係論)。専門:比較政治・南アジアの国際関係
三輪博樹[ミワヒロキ]
1971年生まれ。中央大学法学部兼任講師、修士(筑波大学、学術)。専門:比較政治、インド政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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