出版社内容情報
憲法九条のなにが問題?人権ってほんとに大事?どうして貧しい国を援助するの?民主主義で世界は平和になるの?地に足をつけて考えよう!
平和とは何か。いままでの平和論の本は、宗教的色彩を帯びたり、政治的に偏った議論を展開したり、主観的になりがちだった。本書では暴力、人権、人道、正義といった基本的な概念を、バランスをとりながらかみくだいて説明する。21世紀のいま、やましい良心にさいなまれないで、現実をみすえて考えるために。
[関連書]
児玉克哉ほか
『はじめて出会う平和学──未来はここからはじまる』(有斐閣アルマ)
内容説明
人権ってなに?どうして貧しい国を援助するの?民主主義で世界は平和になるの?地に足をつけて考えよう。
目次
序章 平和とは何か
第1章 平和思想の淵源
第2章 近代平和思想の変遷
第3章 暴力の不在と平和
第4章 地の平和の実践
第5章 心の平和の実践
第6章 正義と平和
第7章 人権と平和
第8章 人道的介入
終章 21世紀の平和に向けて―体の平和
著者等紹介
加藤朗[カトウアキラ]
1951年鳥取県に生まれる。1981年早稲田大学大学院修士課程(国際政治学)修了。防衛研究所入所。1986年スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員。1990年ハーバード大学国際問題研究所客員研究員。現在、桜美林大学リベラル・アーツ学群教授。専攻は国際政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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