出版社内容情報
高齢化社会における地方財政の問題として，出生率・老人介護を主軸に，税制（税源配分）の見直し，バブル崩壊の地方財政への影響，そして新たな地方財政論を議論・集約する。
【目次】
はじめに
第１部 高齢化社会と地方財政
Ⅰ シンポジウム『高齢社会と地方財政』
Ⅱ ドイツの公的介護保険と自治体の任務
第２部 高齢化時代の地方税改革と税源選択
Ⅰ 租税思想としての税源配分論の展開
Ⅱ 地方財源の拡充と地方課税権
Ⅲ 地方税と応益性
第３部 バブル崩壊と地方財政
Ⅰ 都財政第２の危機
Ⅱ バブル崩壊と地方財政
―大阪市財政への影響―
Ⅲ バブル崩壊と大都市財政
―川崎市の事例―
第４部 地方財政の新展開
Ⅰ 地方自治体における料金政策と環境制御
Ⅱ カナダの連邦・州間税源配分と一般売上税改革
Ⅲ 分権時代の公共投資と地方自治
―地方単独事業を中心に―
第５部 書評
Ⅰ 武田公子『ドイツ政府間財政関係史論』
Ⅱ 藤田哲雄『近代イギリス地方行財政史研究』
学会記事
目次
第１部 高齢化社会と地方財政
第２部 高齢化時代の地方税改革と税源選択
第３部 バブル崩壊と地方財政
第４部 地方財政の新展開
第５部 書評
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