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出版社内容情報
新入社員はどのような学びに遭遇し、どのような学びを展開して熟達していくのか。実践現場における、人と職場と組織の接点を解明。
企業からの要請もあって、大学における実践的教育の必要性が叫ばれている。本書は職場に新たに参入し仕事に携わっている人の成長過程を対象に、学校の学びと職場学習の違い、高業績の人の実践知はどのように明らかにできるか、協働して仕事をする際に生じる問題、個性と仕事の関係といった事項を、理論的手がかりと実例から解説する。
内容説明
新入社員はどのような学びに遭遇し、どのような学びを展開して熟達していくのか。理論的手がかりと実例から、実践現場における人と職場と組織の接点を解明。
目次
1章 学校から職場へ―組織社会化とリアリティ・ショック
2章 熟達化と学習―熟達化の段階と潜む罠
3章 実践知への認知的アプローチ―暗黙知をあぶり出す
4章 経験からの学習―経験だけでは学べない
5章 実践文脈に参加する役割主体としての学習
6章 集団とチーム―マネジメントとリーダーシップの違い
7章 個性と仕事の関係―適性、自己理解、仕事
8章 ワークモチベーション
9章 キャリアと女性の活躍
10章 緩和ケア看護師の変容的学習と適応的熟達
11章 インクルーシブな職場環境をつくる学び
著者等紹介
伊東昌子[イトウマサコ]
元常磐大学人間科学部心理学科教授。広島大学大学院教育学研究科学習開発専攻博士課程修了。博士(教育学、広島大学)。専門は認知心理学。現在、成城大学経済研究所客員所員
渡辺めぐみ[ワタナベメグミ]
常磐大学人間科学部心理学科准教授。九州大学人間環境学府行動システム専攻博士課程修了。博士(心理学、九州大学)。専門は認知臨床心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。