内容説明
教育行政の分権改革が教育領域にもたらした変化とは何か。都道府県・市町村における、少人数学級編制導入の政治行政上の要因とそのインパクトを検証しつつ、制度導入後の顛末と、導入に至る政策過程についての再分析を行うことにより、教育行政に首長がいかなる影響力を行使したのかを理論的かつ実証的に明らかにする。
目次
教育を統治するのはだれか
第1部 少人数学級編制の政策過程(学級編制の分権と教育の政策共同体;少人数学級編制導入の要因分析;市町村教育行政の変容とその政治行政要因;山形県の少人数学級編制の政策過程;志木市の少人数学級編制の政策過程;犬山市の少人数学級編制の政策過程)
第2部 教育行政の分権改革(教育行政に対する分権改革のインパクト;教育のNPM型改革による教育行政の変化)
教育の統治主体は変わったか
著者等紹介
青木栄一[アオキエイイチ]
1973年、千葉県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、東北大学大学院教育学研究科教育政策科学講座准教授。専門分野は教育行政学、他に地方自治論、公共政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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