双書現代哲学<br> 反事実的条件法

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双書現代哲学
反事実的条件法

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  • サイズ A5判/ページ数 340p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784326199525
  • NDC分類 116.3
  • Cコード C3310

出版社内容情報

事実に反する仮定を使って何事かを述べるとき、私たちは何を意味しているのか。可能世界論によって論理的意味論を与えた画期的名著。

この現実世界と同じように他の可能世界も実際に具体的に存在し、現実世界は無数に存在する可能世界のうちの単なる一つにすぎないとする様相実在論を唱えて論議を巻き起こし、広範な分野に影響を与えたルイス。本書は可能世界論の拡張によって反事実的条件法を分析したルイスの代表作である。分析哲学を学ぶすべての研究者必携の古典!

[関連書]
柏端・青山・谷川編訳 『現代形而上学論文集』(双書現代哲学2、勁草書房刊) ほか


まえがき
謝 辞

第1章 反事実的条件法の分析
 1.1 導入部
 1.2 厳密条件文
 1.3 可変的厳密条件文
 1.4 限界仮定
 1.5 可推量反事実的条件文と外部様相
 1.6 不可能な前件
 1.7 真な前件
 1.8 反事実的条件文の誤謬
 1.9 潜在性

第2章 再定式化
 2.1 多種様相
 2.2 命題量化
 2.3 比較可能な類似性
 2.4 類似性測定
 2.5 比較可能な可能性
 2.6 適合性
 2.7 選択関数
 2.8 選択演算子

第3章 比 較
 3.1 メタ言語理論――暗黙の前提
 3.2 メタ言語理論――事実的前提
 3.3 メタ言語理論――自然法則
 3.4 スタルネイカーの理論

第4章 基 礎
 4.1 可能世界
 4.2 類似性

第5章 類 比
 5.1 仮言的義務
 5.2 「次に__とき」と「前に__とき」
 5.3 文脈的確定記述

第6章 論理
 6.1 完全性に関する結果
 6.2 決定可能性に関する結果
 6.3 導出様相論理

付録 関連するデイヴィッド・ルイスの作品

 原注
 訳注
 哲学だって進歩する――訳者解説
 人名索引
 事項索引

内容説明

事実に反する仮定を使って何事かを述べるとき、私たちは何を意味しているのか。可能世界論によってこの問いに理論を与えた、全研究者必携の画期的名著。

目次

第1章 反事実的条件法の分析(導入部;厳密条件文 ほか)
第2章 再定式化(多種様相;命題量化 ほか)
第3章 比較(メタ言語理論―暗黙の前提;メタ言語理論―事実的前提 ほか)
第4章 基礎(可能世界;類似性)
第5章 類比(仮言的義務;「次に_とき」と「前に_とき」 ほか)
第6章 論理(完全性に関する結果;決定可能性に関する結果 ほか)
付録 関連するデイヴィッド・ルイスの作品

著者等紹介

ルイス,デイヴィッド[ルイス,デイヴィッド][Lewis,David]
1941年、オハイオ州生まれ。ハーヴァード大学で博士号取得後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校を経て、1970年よりプリンストン大学にて教鞭を取る。2001年没

吉満昭宏[ヨシミツアキヒロ]
1974年、鹿児島県生まれ。2007年、名古屋大学大学院人間情報学研究科博士課程後期満期退学。津看護専門学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nizimeta

2
…正直に言って、展開されている議論を細部にわたって十分に理解したとは言いがたい。但し、訳者解説によってルイスの立場や同書のその後の研究との関連などが理解できた点が収穫だった2010/08/08

roughfractus02

0
様相論理の必然/偶然を量化して可能世界論を進めたクリプキと異なり、著者はこれら様相オペレータを原初的と考えない。クリプキが前提する可能世界間の到達可能性の基点となる必然性と世界の間の個体の同一性を著者は放棄したのだ。著者は類似性を規準とした対応者同士の関係(対応者を持たない存在者も含む)を基点とする。この対応者理論は内包的な様相論理と翻訳可能だが、その逆は不可能という意味で前者は豊かだとされる。ここから原初的な様相を要する代替可能世界を否定し、個々の可能世界の実在を主張する大胆な様相実在論が提起される。2017/02/12

urza358

0
完全性証明の章はちんぷんかんぷんなので放棄しました。サーセン。訳者解説文はとても面白い。2011/03/21

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