アブダクション―仮説と発見の論理 (新装版)

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アブダクション―仮説と発見の論理 (新装版)

  • 米盛 裕二【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 勁草書房(2024/09発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326154890
  • NDC分類 116.1
  • Cコード C3010

出版社内容情報

科学的発見や創造的思考を生み出す推論「アブダクション」を理解するための最良の書。今井むつみ氏による解説を付した新装版。

記号の本質的な曖昧さを重視し、厳密でない推論に科学的発見の可能性を見たパース。演繹・帰納と並ぶ第三の推論として彼が提唱したのが、創造的発見を生み出す「アブダクション」。人工知能やコンピュータサイエンスの研究者からも注目を集めるこの概念を丁寧に捉え直し、100年を経てなお新鮮なパースの思想の真髄を明らかにする。

内容説明

知の巨人、パースの思想の根幹はここにある!科学的発見や創造的思考を生み出す推論とはいったいどんなものなのか。「アブダクション」の概念をわかりやすく丁寧に解説した、定評あるロングセラー。AI時代の必読書。今井むつみ氏(慶應義塾大学環境情報学部教授)の解説を新たに付した新装版。

目次

第1章 アブダクションと探究の論理学
第2章 分析的推論と拡張的推論
第3章 アブダクションの推論の形式と特質
第4章 帰納とアブダクションはどのように違うのか
第5章 科学的探究における帰納とアブダクション
第6章 帰納主義の考え方について
第7章 W.ニールの「仮説的方法」
第8章 G.ポリアの「発見的推論」

著者等紹介

米盛裕二[ヨネモリユウジ]
1932年沖縄県に生まれる。1955年琉球大学卒業。1960年オハイオ州立大学大学院博士課程修了、Ph.D.。1964-65年ミシガン州立大学招聘教授。1972-73年ハーバード大学哲学科客員研究員。2008年逝去。琉球大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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月をみるもの

10
数学は(ZFCを公理として演繹的な)推論を実行する学問なのに対して、論理学は推論とはなにかを研究する学問である。そして推論には、演繹だけでなく帰納とアブダクションがある。後件肯定〜アブダクションは論理的には正しくないが、むしろそれゆえに世界の中に存在する現象の新たな発見・記述につながりうる。2025/03/15

izw

7
推論には演繹と帰納以外に仮説推論、訴求推論と呼ばれるアブダクションがある。帰納のように多くの事実から一般化概念を導き出すのとは異なり、一見関係ない仮説を導く、あるいは、多数観測される事実の原因を推論する。これが、人類の創造力、科学の源泉であり、人間以外の動物にもできないし、人工知能にもできない、人間特有の能力だという。人工知能が原理的にアブダクション推論ができない、と決めつけることはできないが、かなり難しい課題であることは間違いない。2025/02/07

ももいろ☆モンゴリラン

4
今井むつみ氏『言語の本質』から。論理学から赤ちゃんの言語発達への着想もまたアブダクションの一環のように感じる。演繹と帰納と、あともう一つアブダクションとがあるんだよ、と説明し具体例をケプラーやニュートンに求める様子は、なんだか帰納法のようだ(合ってますか?)過去の科学者たちがどのようにひらめきを得ていったのか興味がわき、『チ。』が書店で特設されていたこともあり、我が家には新たにコペルニクスの本が積まれました2024/11/17

mikanno

1
アブダクションについて知りたく手に取った。演繹、帰納、アブダクションの違いについてとてもよく理解できた。また付章の常識知、常識的探究の話や、新装版に寄せられた今井むつみ氏の子どもの言語獲得とアブダクションの話で、必ずしもアブダクションが科学の分野のみのものではないことも理解することができた。一方で、アブダクションが真理発見や知識獲得・創造以外の場面で発揮されることがあるのかが気になる。2024/10/06

雲黒丸

0
途中離脱。たぶん、イノベーション起こせるかもなどと世俗的な欲を持ってしまったのが良くなかった。2025/04/01

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