出版社内容情報
名だたる学者たちが問い続けた「意識」という難問。神経生物学者と哲学者が手をとり、意識の進化研究を新たなステージへ押し上げる!
何があればその生物に「意識」があるといえるのか? 多くの研究者がこの「進化の目印」を求めている。神経機構か、感覚器官か。否。「学習」こそがカギだと喝破する著者二人は、脊椎動物、節足動物、頭足類をも射程に捉え、意識がカンブリア爆発と同時に進化したと推定する。動物意識の源流へと向かう緻密な探究をともに追随する体験!
内容説明
意識の進化的起源は、制約なき「学習」にある?カンブリア紀に起こった、意識と学習の多発的共進化!
目次
2 心の進化に起こった、いくつもの重大な移行(神経への移行、最低限の意識を構成する部品;連合学習への移行―第一段階;無制約連合学習への移行―サイコロの重心をずらす方法;カンブリア爆発と、その魂あふれる派生;ゴーレムの苦境)
著者等紹介
ギンズバーグ,シモーナ[ギンズバーグ,シモーナ] [Ginsburg,Simona]
イスラエル・オープン大学元准教授。専門は神経科学
ヤブロンカ,エヴァ[ヤブロンカ,エヴァ] [Jablonka,Eva]
テルアビブ大学教授。専門は生物学の哲学
鈴木大地[スズキダイチ]
筑波大学生命環境系助教、北海道大学人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)客員研究員。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yooou
プロムナード
gachin
黒豆
mim42