動物意識の誕生〈下〉―生体システム理論と学習理論から解き明かす心の進化

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動物意識の誕生〈下〉―生体システム理論と学習理論から解き明かす心の進化

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  • サイズ 46判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326154753
  • NDC分類 481.37
  • Cコード C3010

出版社内容情報

名だたる学者たちが問い続けた「意識」という難問。神経生物学者と哲学者が手をとり、意識の進化研究を新たなステージへ押し上げる!

何があればその生物に「意識」があるといえるのか? 多くの研究者がこの「進化の目印」を求めている。神経機構か、感覚器官か。否。「学習」こそがカギだと喝破する著者二人は、脊椎動物、節足動物、頭足類をも射程に捉え、意識がカンブリア爆発と同時に進化したと推定する。動物意識の源流へと向かう緻密な探究をともに追随する体験!

内容説明

意識の進化的起源は、制約なき「学習」にある?カンブリア紀に起こった、意識と学習の多発的共進化!

目次

2 心の進化に起こった、いくつもの重大な移行(神経への移行、最低限の意識を構成する部品;連合学習への移行―第一段階;無制約連合学習への移行―サイコロの重心をずらす方法;カンブリア爆発と、その魂あふれる派生;ゴーレムの苦境)

著者等紹介

ギンズバーグ,シモーナ[ギンズバーグ,シモーナ] [Ginsburg,Simona]
イスラエル・オープン大学元准教授。専門は神経科学

ヤブロンカ,エヴァ[ヤブロンカ,エヴァ] [Jablonka,Eva]
テルアビブ大学教授。専門は生物学の哲学

鈴木大地[スズキダイチ]
筑波大学生命環境系助教、北海道大学人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)客員研究員。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yooou

7
☆☆☆☆★ 進化の過程において人間がもっている意識のもととなる最低限の意識はいつどの動物に芽生えたのか。一つの動物に一度きりの発現だったのか複数の動物で複数回起こったのか。途轍もなくスリリングな話でとても面白く読ませていただきました。2021/08/24

プロムナード

5
人類史上の進化論、意識論を総ざらいしてから、カンブリア紀の生命に意識が宿った瞬間を描き出し、最後にIMという仮想人物が現れて「では機械に意識は生まれるのか?」と問いかけるというワイドスクリーンバロック学術書。特に面白いのは「進化」と「意識」の類比で、どちらも「無数の可能性からの選択(他のすべての排除)」という仕組みだという。これ生成AIの方法だと思ってたら、しっかりそこにもつながってました。「意識」があるから学習できるのではなく、学習するから「意識」が現れる。脳神経の発火が副次的に意志を感じさせるように。2023/06/10

gachin

3
自己の身体学習について思考が整理されたのは有益だった。学習が身体形態の安定性に依存してるのを引き合いに出して、それをバウプランの安定性に寄与したかもと結びつける議論が面白かった/ ガルシア条件付けに選択圧がかかるとボールドウィン効果になる?/ こういう本の常なのかもしれないが、提示された仮説がなぜ妥当なのかの説明が少し薄い気がした。なんというか「我々はこう考えてます」って書いてるだけな部分も多かった印象/ 本書の裏テーマは生物学的(自然科学的)目的因の復権。2021/10/31

黒豆

3
上巻の意識とは何か、神経系との関係から始まり、下巻は連合学習がキーか!予断的だが、タコの脚の制御の機能が興味深かった。2021/08/11

mim42

3
大作。正直読みづらかったが、翻訳のせいではない。他の関連文献数件とともに、本書のサマリを下記のスライドにまとめた(期間限定公開)2021/07/31

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