内容説明
なぜ世界についての知識が成立するのか。この哲学史上の難題に自然主義の立場から挑み、自然種の一般理論による一貫した体系化を目指す。
目次
自然主義の体系化に向けて
1 実在論の基本的枠組み―自然種の一般理論(自然種論の系譜;理論的問題)
2 応用問題―個別領域への適用(生物種の存在論を構築する;人工物は(どこまで)実在するのか)
3 知識の自然化(認識論の自然化;知識を世界に位置づける;拡張する知識;知識のメカニズムと理論的統一性)
著者等紹介
植原亮[ウエハラリョウ]
1978年埼玉県に生まれる。2008年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術、2011年)。現在、関西大学総合情報学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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