出版社内容情報
中世大学の制度,学問の方法(論理学),テキスト(アリストテレスやギリシャ,アラビア,ユダヤの哲学)の分析から入り,トマス,スコトゥス,オッカムの知識認識に迫る。
目次
第一部
1 大学における教育と学問
2 論理学の方法
3 哲学:古代ギリシア人・アラビア人・ユダヤ人
4 学芸教師と神学者の目的
第一部の結び―中世哲学とは何か?
第二部
5 知性認識:問題とその源泉
6 オヴェルニュのギョム
7 トマス・アクィナス
8 様態と志向概念:学芸教師の知性認識論
9 ガンのヘンリクス
10 ドゥンス・スコトゥス・直感と記憶
11 オッカムのウィリアム
第二部の結び
訳者あとがき
略語集
文献集 セクション1:原典
パート1 中世の思想家たちの使ったラテン語訳
パート2 中世のラテン語のテキスト
セクション2:研究書
索引
内容説明
中世の人々は哲学をどのように見ていたのか。アクィナス、スコトゥス、オッカムに到る中世後期哲学の高峰を、制度、諸前提、目的などの歴史的な文脈において捉え、その知性認識のありかたに迫る。
目次
第1章 大学における教育と学問
第2章 論理学の方法
第3章 哲学:古代ギリシア人・アラビア人・ユダヤ人
第4章 学芸教師と神学者の目的
第5章 知性認識:問題とその源泉
第6章 オヴェルニュのギョム
第7章 トマス・アクィナス
第8章 様態と志向概念:学芸教師の知性認識論
第9章 ガンのヘンリクス
第10章 ドゥンス・スコトゥス:直観と記憶
第11章 オッカムのウィリアム
著者等紹介
加藤雅人[カトウマサト]
1955年京都府に生まれる。1983年京都大学大学院文学研究科博士後期課程(哲学専攻)学修。1998年京都大学博士(文学)。ケンブリッジ大学トリニティカレッジ客員研究員などを経て、関西大学外国語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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