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出版社内容情報
近年、ガバナンスの制度設計の指針として活用される知識コモンズについて解説し、最新の知識コモンズ研究の展開を通時的に論じる。
本書は、コモンズやデータガバナンス、知識共有、オープン化、知的財産権、パブリックドメイン、デジタルアーカイブ、オープンアクセス等をキーワードに、事例を挙げつつ知識コモンズ研究の展開を捉え、その知見がいかに応用されてきたのかを論じる。情報法や情報政策、図書館情報学に関心のある研究者や実務者、学生に最適の一冊。
内容説明
情報法、情報政策、図書館情報学関係者の必携書!知識コモンズ研究の展開を体系的に整理し、理論や方法、それらを応用した実践活動まで解説する。データガバナンスの制度設計の指針としても活用される知識コモンズについての理解を深めるための入門書。
目次
はじめに―知識コモンズ研究をどうみるか
第1部 知識コモンズ研究の展開(知識コモンズ研究の淵源;知識コモンズ研究の黎明期;知識コモンズ研究の系統化―IADアプローチ;自立する知識コモンズ研究―GKCアプローチ)
第2部 知識コモンズ研究の応用と実践(GKCアプローチにもとづく研究データガバナンスの分析;デジタルアーカイブの制度設計への反映;オープンアクセスへの反映;おわりに―知識コモンズ研究のこれまでとこれから)
著者等紹介
西川開[ニシカワカイ]
1991年北海道生まれ。2021年筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程修了。博士(図書館情報学)。現在、筑波大学図書館情報メディア系助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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